医者

理解の幅を広げる

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さまざまなタイプがある

うつ病とは疾患の一つの単位であり、心が病的になった状態です。一方、うつ状態というのは、うつ病にみられるような様々な症状を呈していることをいいます。また、躁うつ病との違いは簡単で、これはリズムの病であり、その字の通り、二つの状態を繰り返して生じる疾患です。ある時期に躁状態となり、その後うつ状態になることも多いですが、その逆のパターンもあります。もちろん、いつも交互に繰り返しているわけではなく、普通の生活をしている中で、何かのきっかけによりこのような状態に陥るわけです。また、様々なタイプがあり、躁うつ病の二つのリズムのうち躁状態を繰り返さないこともあれば、初めからうつだけの場合もあります。よくあるタイプが何かのきっかけで始まる場合です。夫の浮気や転勤など、その人にとって気に病む事態をきっかけに発症します。そのきっかけになった事象が解決したとしても、延々と症状が続くことがあり、それが遷延性うつ病です。さまざまなファクターが絡んでいるので、この病気の中でも最も厄介なタイプです。高齢者が発症した場合はこのタイプに該当することが多く、認知症と区別するのも難しいので、専門医による的確な診断が必要です。そして、不眠不休で働いた後、すなわち過労状態、疲労困憊した後に発症するタイプもあります。この病気が長期間の極端な過労後に生じることがようやく認知されはじめ、労災でも認められるようになってきています。この病気に関しては、該当範囲が非常に広く、一言では言い表すことが難しいのが実情です。実際にさまざまなファクターが絡み合うことで発症することが多いため、その病気の形態は千差万別で治療法もベースとなるものはあるものの、全員が同じ方法で寛解することはありません。人の心の中にあるものを示しているわけですから、周囲が理解することも難しく、うまく伝わらないケースも多いです。子供のうつ病は特に表現に乏しいため気付かないことも多くあります。そのため、各個人が持っているイメージとしてのうつ病の理解の幅が広がっていくことが大事です。

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